メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

Jプロツアー

最終周回、競り合い制し鈴木龍が今季初優勝 第13戦

鈴木龍(宇都宮ブリッツェン)が入部正太朗(シマノレーシング)を降して今季初優勝=JBCF提供

[PR]

 自転車ロードレースの国内最高峰シリーズ、Jプロツアー第13戦「石川サイクルロードレース」は15日、福島県石川町の公道周回コース102.2キロで行われ、鈴木龍(宇都宮ブリッツェン)が2時間42分34秒で優勝した。2位は入部正太朗(シマノレーシング)。3位は雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン)。総合首位は窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング )が維持した。

 今年で17回目の開催となる石川サイクルロードレース。毎年7月中旬に開催されるが、コースのハードさもさることながら、暑さとの闘いにもなるレース。昨年はAAA(トリプル・エー)だったレースランクは、今年は最上級のAAAA(クアトロ・エー)に格上げされたことからも、難易度の高いレースであることが理解できよう。

レース序盤に先行した8人の逃げ集団=JBCF提供

 この大会前に発生した西日本豪雨災害の被災地支援として、会場には募金箱が設置された。また、支援物資として土のう袋をチームや関係者が持ち寄り、1万枚を集めた。この土のう袋は、広島を本拠地とするチーム「ヴィクトワール広島」などが持ち帰り、被災地に届ける。

 学法石川高校前をスタートして石川町内をパレード走行した後、周回コースに入ってリアルスタート(競争開始のスタート)が切られる。1周13.6キロを7周する102.2キロのレースは、2周目に8人の集団が先行する。メンバーには、昨年総合優勝のホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)や、6月の那須ロードレースで初優勝した木村圭佑(シマノレーシング)、23歳以下のアジア選手権ロードチャンピオンの山本大喜(KINAN Cycling Team)らが含まれた。

 後続集団は、先頭集団にメンバーを送り込まなかった宇都宮ブリッツェンが牽引。タイム差を1分前後に維持してレースを進める。一方先頭集団では4周目あたりから人数が減り始め、6周目には4人まで減る。後続集団との差は一気に縮まり、先行していた4人はすべて吸収される。

最終周回、先頭集団から飛び出す雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン)=JBCF提供

 6周目終盤、昨年の石川サイクルロードレース優勝の雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン)が単独で飛び出す。鈴木龍(宇都宮ブリッツェン)、岡篤志(宇都宮ブリッツェン)、入部正太朗(シマノレーシング)、横山航太(シマノレーシング)らが追走して最終周回の7周目に突入していく。

 先行する雨澤に鈴木が追いつき、さらに岡が追いついて宇都宮ブリッツェンの3人が先頭集団を形成。その20秒後方からシマノレーシングの入部と横山が追走する。残り9キロ付近で追いついた入部に対し、雨澤と岡が交互に飛び出して揺さぶりをかける。しかし入部を完全に振り切れないまま、最後のスプリント勝負へ。残り100メートル、鈴木と入部が競り合うも入部は前に出られず、鈴木が先頭でゴール。今季初優勝を挙げた。

 鈴木龍は「今年はエース(レースで勝つ役目)を任されたレースがこれまでいくつかあったが、なかなか勝てなかった。今回勝てたことでやっとチームメイトの働きに報いることができて良かったと思う。先月からチームの勢いが落ちていた時期があったけれど、仕上げ直してこのレースに臨み、結果を出すことができた。シーズン後半戦はまだ続くので、さらにコンディションを上げていきたい」と意気込みを語った。(文・写真 JBCF=一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟提供)

表彰式=JBCF提供

■第13戦・石川サイクルロードレース結果(102.2キロ)

1位 鈴木 龍(宇都宮ブリッツェン)2時間42分34秒

2位 入部正太朗(シマノレーシング)+0秒

3位 雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン)+6秒

4位 岡篤志(宇都宮ブリッツェン)+28秒

5位 才田直人(LEOMO Bellmare Racing Team)+59秒

6位 窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)+1分1秒


Jプロツアーリーダー 窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)

U23リーダー 小山貴大(シマノレーシング)

西日本豪雨災害の被災地支援として集められた土のう袋は1万枚に上った=JBCF提供
おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 新型肺炎 中国人住民多い川口で注意喚起 飲食店に文書掲示

  2. MX番組担当者が自殺か 賞品ランボルギーニ未譲渡 「迷惑かけた」メモ

  3. 破産手続き開始の大沼が記者会見「お客様、関係者におわび」 全店舗で営業停止

  4. 老舗「大沼」破産、山形経済に打撃 代表「暖冬で冬物売れず背筋寒く」

  5. 新型肺炎 政府チャーター機、日本人帰国29日以降にずれこみ 中国と調整

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです