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将棋の第89期棋聖戦五番勝負(産経新聞社主催)の第5局は17日、東京都千代田区で行われ、挑戦者の豊島将之八段(28)が羽生善治棋聖(47)に108手で勝ち、3勝2敗で初のタイトルとなる棋聖を獲得した。羽生は約7カ月ぶりに1冠(竜王)に後退。前人未到のタイトル獲得通算100期まであと1期に迫っていたがかなわず、10月開幕の竜王戦に持ち越された。
これにより、将棋界8タイトルの保持者は、佐藤天彦名人(30)▽久保利明王将(42)▽羽生竜王▽高見泰地叡王(25)▽菅井竜也王位(26)▽中村太地王座(30)▽渡辺明棋王(34)▽豊島棋聖--となり、8人が1冠ずつ保持することになった。全タイトルを1人1冠ずつ分け合うのは、7タイトル時代の1987年以来31年ぶり。
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