メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

将棋

羽生100期お預け 豊島は初タイトル 棋聖戦

棋聖戦第5局で羽生善治棋聖に勝って初のタイトルを獲得した豊島将之八段=東京都千代田区で2018年7月17日午後6時49分、和田大典撮影

 将棋の第89期棋聖戦五番勝負(産経新聞社主催)の第5局は17日、東京都千代田区で行われ、挑戦者の豊島将之八段(28)が羽生善治棋聖(47)に108手で勝ち、3勝2敗で初のタイトルとなる棋聖を獲得した。羽生は約7カ月ぶりに1冠(竜王)に後退。前人未到のタイトル獲得通算100期まであと1期に迫っていたがかなわず、10月開幕の竜王戦に持ち越された。

 これにより、将棋界8タイトルの保持者は、佐藤天彦名人(30)▽久保利明王将(42)▽羽生竜王▽高見泰地叡王(25)▽菅井竜也王位(26)▽中村太地王座(30)▽渡辺明棋王(34)▽豊島棋聖--となり、8人が1冠ずつ保持することになった。全タイトルを1人1冠ずつ分け合うのは、7タイトル時代の1987年以来31年ぶり。

 この日の対局は羽生が先手番。角換わり戦から羽生が意欲的な新手を繰り出したが、豊島は的確に対応して反撃に回り、そのまま攻めきって圧倒した。

 豊島は5回目のタイトル挑戦にして初タイトル獲得。愛知県一宮市出身。東海3県(愛知、岐阜、三重)出身者のタイトル獲得は、1968年7月に棋聖を失冠した故・山田道美九段(名古屋市出身)以来50年ぶり。【山村英樹、丸山進】

「現実ではないよう」

 豊島は「小さい頃からトップ棋士としての活躍を見てきた羽生先生からタイトルを取れたのは、現実ではないような気持ちです」と喜び、羽生は「(タイトル獲得100期は)また、次の舞台の時に目指してやっていきたい」と淡々と語った。

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. パンダ 赤ちゃん誕生、体重少なく保育器に 和歌山
  2. 買春容疑 津市課長を逮捕 制服姿でホテルで発覚
  3. 訃報 ウスペンスキー氏80歳 「チェブラーシカ」原作者
  4. 不明 2歳児無事発見 ボランティア、山中で保護 山口
  5. のん 「この世界の片隅に」新作は「ちょっと大人っぽいすずさん」

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです