ビキニ水爆実験

水爆の記憶、世界に訴え 写真集制作、支援呼び掛け 岡村さん、元船員や遺族撮影 /高知

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元船員の遺族を撮影する岡村啓佐さん(右)=高知県宿毛市で、松原由佳撮影
元船員の遺族を撮影する岡村啓佐さん(右)=高知県宿毛市で、松原由佳撮影

 1954年に太平洋・ビキニ環礁付近で米国が行った水爆実験で被ばくした元船員や遺族の写真集「NO NUKES(核はいらない)」の制作が進められている。12月1日に発刊予定で、クラウドファンディング(CF)や銀行振り込みでの資金支援を呼び掛けている。【松原由佳】

 資金支援を呼び掛けているのは、写真集の作者で市民団体「太平洋核被災支援センター」副代表の岡村啓佐さん(67)。20代の頃から写真を本格的に撮り始め、県内の原爆被爆者や731部隊に関する写真を撮影してきた。

 岡村さんは、編集委員長を務めた元船員らの証言集「ビキニ核被災ノート」の発刊後、ビキニ環礁付近での水爆実験について、米国民ら世界に対して発信する必要があると思うようになった。昨年「写真によって訴えられるものがある。本を読まない人にも思いを伝えることができる」と、日本語の証言に英訳を付けた写真集の制作を決意した。

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