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変革

第7部 あいおいニッセイ同和損保/3 お荷物だった新型保険

 あいおいニッセイ同和損害保険が他社に先駆けて発売した、車の走行データを本格活用して保険料を割り引く保険。今でこそ看板商品だが、事業の道のりは平坦(へいたん)ではなかった。

 「何としても存続させてください」。7年前、トヨタ自動車担当の部長だった山口充(55)は大量の資料を持って、常務執行役員だった金杉恭三(62)の役員室に乗り込んだ。経費削減策の責任者だった金杉に、自動車保険「ペイド」の存続を訴えた。

 ペイドは2004年4月に発売。トヨタが開発した通信機能を持つカーナビから走行距離のデータが送信され…

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