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平成ネット政治史

/3 95年に脚光、ボランティア活動 市民の情報発信革命=逢坂巌

金子郁容・慶応大名誉教授

 1995年1月に発生し、6434人が死亡した阪神・淡路大震災。政府の初動のもたつきに対し、市民のボランティア活動が脚光を浴びた。その後に日常化するボランティアという「つながり」。それを支えるのがインターネットだった。

 震災前から芽は出ていた。83年に日本電気(NEC)に入社した浜田忠久氏(58)は「会社の研究所でネットの世界に触れて開放性に驚いた。91年の湾岸戦争ではネットを通じて伝わる海外のニュースと日本のメディアの報道の違いも感じた。ネットは社会を変える道具になると思った」。その後、社内でパソコン通信やネットの接続事業に携わり、93年に非政府組織(NGO)「市民コンピュータコミュニケーション研究会(JCA)」を有志の仲間と設立、市民団体の情報通信支援に乗り出した。

 震災前後、ネットとボランティアの社会的認知に貢献したのは情報工学者の金子郁容(いくよう)・慶応大教…

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