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ひと

高橋弘希さん=「送り火」で第159回芥川賞

 人間が心に抱える闇や凶暴性の描写に特長がある。ひょうひょうとした口調だが、どこか照れもあってチャーミングだ。「受賞は評価されたってことだから、うれしいといえばうれしい」。肩をすくめて体を揺らしながら、喜びを語る。長い前髪の奥で表情を緩めた。

 大学を卒業後、ロックのバンド活動に明け暮れ、「ちょっと暇だったから小説を書き始めた」と頭をかく。執筆スタイルは「脈絡なく、ぱっと思いついて書く。深夜から早朝が、やる気が出る。日中はだめな時間だから、寝てたりする」というマイペースぶりだ。

 予備校に勤める傍ら、2014年に太平洋戦争時のニューギニアを舞台にした「指の骨」でデビュー。「若い世代が戦争を描いた」として注目を浴びた。その後は精力的に作品を発表、文学賞候補の常連に。実力派新人との評価が固まり、4回目のノミネートで芥川賞を射止めた。

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