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科学の森

水族館、見せる工夫満載 夏休み、ひと味違った楽しみ方

 日本は世界有数の水族館大国だ。悠々と泳ぐ魚やイルカたちは見る人の心を癒やしてくれる。すんでいる環境や生態がまちまちな魚や海洋動物を生き生きと見せるため、さまざまな工夫が凝らされている。もうすぐ夏休み。ひと味違った水族館の楽しみ方を紹介する。【荒木涼子】

 ●海中再現 巨大水槽

 水族館の目玉といえば、大型のサメやエイから小魚の大群まで、海中をまるごと再現したような巨大水槽だ。沖縄美(ちゅ)ら海(うみ)水族館(沖縄県本部町)には日本最大の「黒潮の海」という水槽があり、7500トンもの水が入っている。この水圧に耐えているのが、ガラスより軟らかく強度も高いアクリル板だ。幅22・5メートル、高さ8・2メートルの前面パネルは厚さが60センチもある。7枚のパネルを特殊な接着法で重ねて作るが、これほど大きなアクリル板を透明なまま貼り合わせるのは難しい。このパネルを作った日プラ(本社・香川県三木町)は水族館用アクリル板で世界シェア7割を誇る。

 水槽をより大きく見せる裏技もある。サンシャイン水族館(東京都豊島区)は都心のビルの10、11階にあ…

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