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演劇界の巨星がまた逝った。劇団四季の創立メンバー、浅利慶太さん。亡くなった13日はくしくも四季の創立記念日の前日だった。
慶応大出身者ら10人で四季を創立したのは、まだ日本が敗戦の空気をまとった65年前。四季を日本を代表する劇団へと育て、4年前に代表を退いた後も演出家として最期まで芝居を愛し続けた。
1年のロングラン公演、コンピューターによるチケット販売、全国各地での専用劇場建設。斬新なアイデアと手腕で日本にミュージカルを根付かせるきっかけを作った。文化の東京一極集中を嫌い、地方の子供たちにも演劇という夢を届ける活動を続けた。
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