メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

  • 政治プレミア
  • 経済プレミア
  • 医療プレミア
  • トクトクプレミア
西日本豪雨

農林水産被害 拡大768億円 政府支援へ

[PR]

 西日本豪雨で農林水産業関連の被害額は膨らみ続けている。農林水産省によると、10日の時点で約72億円としたが、斎藤健農相は20日、閣議後の記者会見で768億円になったと発表した。目立つのは農林業用地の荒廃やインフラ関連の被害。道路寸断で被害を確認できない場所もあり、全容判明には時間がかかりそうだ。政府は支援策を急ぐ。

     農水省は梅雨前線が日本付近に停滞した6月28日からの被害を集計。7月20日時点で36道府県の計768億円となった。うち、農林業用地やインフラ関連の被害の内訳は、林地の荒廃が304億円、林道施設などの被害が123億円、農地破損が9611カ所で計105億円、農業用施設被害が167億円となった。

     果実や野菜、家畜などを含めた「農作物等関連」の被害は40億円。愛媛県ではミカン畑の被害も目立ち、農家の経営に大打撃となった。大阪市の中央卸売市場ではネギなど一部の野菜が豪雨前に比べ値上がりしている。

     水産業の被害は計11億9000万円。主に兵庫、山口、愛媛、高知、福岡、長崎、大分の7県の32漁港内に入り込んだ流木などの撤去費用が大きい。

     政府は農林漁業者向け災害関連融資を5年間無利子にするなど、支援策の第1弾を既にまとめている。農水省は専門職員を現地に派遣して具体的な被害状況をさらに調べ、インフラ復旧を支援する。

     農水省によると、近年の豪雨災害では、2012年の九州北部豪雨で農林水産関連被害が1265億円に上った。15年の関東・東北豪雨は504億円、17年の九州北部豪雨は1122億円。被害が広範囲に及んだ今回は、いずれも上回る可能性がある。(共同)

    おすすめ記事
    広告
    毎日新聞のアカウント
    ピックアップ
    話題の記事

    アクセスランキング

    毎時01分更新

    1. ASKAさんが「CHAGE and ASKA」脱退を発表「ソロ活動に邁進」

    2. 宇宙空間で初の犯罪容疑?NASA飛行士、口座不正侵入か

    3. トランプ米大統領「まもなく最大規模の対日協定に合意する」

    4. オアシスのとんぼ 対韓輸出規制は、なぜ愚策なのか

    5. 杉田水脈議員の「住所さらし」ツイートは間違いだった 「扇動」責任の行方は

    編集部のオススメ記事

    のマークについて

    今週のおすすめ
    毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです