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西日本豪雨

「平成最悪の豪雨被害」をもたらした西日本豪雨。広い範囲で土砂崩れや河川の氾濫が多発し、甚大な被害となった。

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尾道ラーメン苦境 断水解消も観光客激減

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観光不振で客足が途絶えたラーメン店=広島県尾道市で2018年7月15日、李英浩撮影
観光不振で客足が途絶えたラーメン店=広島県尾道市で2018年7月15日、李英浩撮影

 西日本豪雨で市のほぼ全域が断水した広島県尾道市では、名物の尾道ラーメンが苦境に立たされた。市外から水を運んで営業を続けた店、やむなく一時のれんを下ろした店。待ちに待った送水再開で多くの店が営業を再開したが、観光客は激減したままだ。

 JR尾道駅にほど近い、昔ながらのアーケードが観光客に人気の尾道本通り商店街。15軒ほどのラーメン店が点在する。「こんな時こそ店を開けて、街を活気づけなければ」。「月天心(つきてんしん)」店主の桑田朋典さん(42)は7日の断水以降も休まず営業を続けた。

 自宅は松永湾を隔てた尾道市浦崎町。福山市に囲まれた飛び地が幸いし、蛇口から水が出た。毎朝、20リットルポリタンク5個に計100リットルの水をくみ、車に積んで店へ。足りない時は、井戸のある近くの商店に水を分けてもらった。「自分の努力で店が開くなら頑張ろうと思った。客足は落ち、もうけは出ないが、家でちゃんとした料理が食べられない人のためにも店を開けておきたかった」

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