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昭和史のかたち

明治維新150年の問い=保阪正康

コラージュ・松本隆之

「ありえた日本」という視点

 明治維新150年ということで、このタイトルの講演依頼が続いている。私の意見が独自、あまり聞かないということで興味を持たれるのはいいのだが、歴史にイフを持ち込むのはおかしいとの固定観念から抜けられない質問に、私は鼻白むのだ。学問としての歴史ではなく、私たちの先達が生きた姿を確認するのに多様な方法があっていい。

 幕末から明治維新、この移行期に日本には4タイプの国家選択の道があった。むろん人によっては、もっといくつもの道があったと考えたとしてもおかしくはない。私は実現性のある道として四つの可能性を考えるのである。(1)先進帝国主義の歩んだ道(2)帝国主義的道義国家(3)自由民権国家(4)江戸期の幕藩体制を連邦制国家に変える。

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