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我らが少女A

/345 第9章 25=高村薫 田中和枝・挿画監修

 午後七時、合田はいったん頭を空にして武蔵境の居酒屋へ足を運び、野暮用ができたと詫(わ)びて警大の教え子たちの呑(の)み会に幾らか呑み代をカンパし、すぐに引き揚げた。一方、宵のうちに特命班の刑事たちは佐倉真弓、栂野雪子、小野雄太にそれぞれ短い訪問をして栂野節子の手紙の件などを確認し、一つの結論に達している。そして、長谷川管理官は合田のスマホを鳴らし、週明けにうちの若い衆を上田亜沙子に会いに行かせます--と切り出す。

 曰(いわ)く、栂野雪子の話では、亜沙子はくだんの手紙について、朱美が家を出ていったときに出したゴミ…

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