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消えない傷

子どもの頃に性的虐待に遭ったあなたにしか伝えられないことがあります。心身に深いダメージを受けたあなたにとって、つらい過去は忘れ去りたいことだと思います。それでも「なかったことにはしたくない」と思うあなたの声をサイトや紙面で紹介します。

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今苦しんでいるあなたへ 柳谷和美さん「立ち上がる力を信じて」

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「サバイバルサロンぷれぜんと」副代表の柳谷和美さん=大阪府吹田市で2018年6月5日、反橋希美撮影
「サバイバルサロンぷれぜんと」副代表の柳谷和美さん=大阪府吹田市で2018年6月5日、反橋希美撮影

性暴力サバイバーのための「サバイバルサロンぷれぜんと」副代表 柳谷和美さん

 性暴力被害者が、幸せに生きる今を語り合う場「サバイバルサロンぷれぜんと」を不定期で開いています。「あなたにも生き抜く力が備わっている、幸せになれるよ」というメッセージを伝えたいと思っています。

 私は5歳の時に隣に住んでいた友達の父親から、7歳の時にいとこから、性暴力に遭いました。行為の意味が分かったのは中学生の時。自分は汚れてる、いらない人間なんだと自暴自棄になりました。心に傷があることにも気づいてなくて、誰にも助けを求められなかった。加害者やその親を切り刻んでやりたい、と復讐(ふくしゅう)心や怒りでいっぱいでした。最初の結婚や子育てもうまくいかず、…

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