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五十嵐カノア(サーフィン)|東京オリンピック

変幻自在なライディングで世界のトップサーファーに成長。新競技サーフィンの初代王者は誰にも渡すつもりはない

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親子インタビュー 五十嵐カノア×五十嵐勉 東京五輪へ 父の描いた未来実現

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撮影:ブルース・オズボーン
撮影:ブルース・オズボーン

 ◆五十嵐カノア(子)プロサーファー×五十嵐勉(親)スポーツトレーナー

 プロサーファーの五十嵐カノアさんは、サーフィンが正式種目となった2020年東京五輪で注目される選手の一人。父の勉さんは若い頃、サーフィンはいずれスポーツ競技になると予見し、サーフィンのできる海外に住んでグローバルな子供を育てたいと願っていた。そんな父の計画をカノアさんは想像を超えて実現している。

 勉さんは小学生の頃にスケートボードを始め、合間にサーフボードにも乗るようになった。専門学校でサーフィンのスポーツトレーナーになる勉強をしたのは「1970~80年代のサーフィンはレジャーの一つという感じでしたが、いずれはスポーツ競技になるのではないかという予感があったから」と話す。同じくスポーツトレーナーの勉強をしていた妻と90年に結婚。「将来はサーフィンのできる海外に住み、グローバルな子供を育て…

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