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いのちのほとりで

/4 過酷な「特殊清掃」 厳粛な現場 見知らぬ誰かの生きた証し

特殊清掃の現場ではマスクとゴム手袋が必需品だ。時には2枚重ね、3枚重ねにする=千葉県習志野市で

 ひとり暮らしの人が増えていることを、私たちは知っている。その人たちが突然亡くなることがあることも、想像できる。だけどその後、その家や部屋を専門に掃除して片づける人については、あまり知られていない。発見が遅れれば、遺体は腐敗する。今回は、過酷で厳粛な「特殊清掃」の現場から報告したい。

 台所を過ぎ、1DKの6畳間に入ってまず目に飛び込んできたのは、おびただしい数の調味料だった。しょうゆ、ソース、ポン酢、ペッパーソース、それからチューブのからし、生ワサビ、生ショウガ。さらにコショウ、カレーパウダー、パルメザンチーズ、ふりかけ、シーザーサラダドレッシング。あとは、よく見る塩のビン。窓に向かって右手の、二つの低い台の上にぎっしり並んでいた。ためしに左手の冷蔵庫の中ものぞく。うどんや納豆の後ろ、ここにもケチャップや香辛料があった。

 遺品整理業「アイシン」(千葉市若葉区)専務の笠原勝成さん(49)と、特殊清掃の現場に入った。自宅で…

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