カジノ法

成立に賛否 外資熱視線、養成校活況 専門家は必要性懐疑

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「カジノ解禁を見据え、入学希望者は増加傾向」と話す大岩根成悦・日本カジノスクール校長=東京都新宿区の日本カジノスクール東京校で、飯田憲撮影
「カジノ解禁を見据え、入学希望者は増加傾向」と話す大岩根成悦・日本カジノスクール校長=東京都新宿区の日本カジノスクール東京校で、飯田憲撮影

 カジノを含む統合型リゾート(IR)実施法が成立した。国内でのカジノ開業が現実のものとなり、参画に意欲を示す海外のIR事業者やディーラー養成校の動きが活発化しつつある。一方、「日本でカジノは成功しない」とみる専門家の声は根強い。【飯田憲】

 「経済大国でIRがないのは日本だけ。IRへの注目が集まり、入学希望の問い合わせは増加傾向」。全国でも珍しいカジノディーラーの養成校「日本カジノスクール」(東京都)の大岩根成悦校長は力を込める。石原慎太郎・東京都知事(当時)が打ち出した「お台場カジノ」構想を受け、2004年に開校。卒業生は約700人にのぼる。今年4月、既設の東京校に加え、新たに大阪校を新設した。今年度は今月までに両校で84人が入学した。

 カジノ事業者は進出に向けた活動を活発化させている。米カジノ大手、MGMリゾーツ・インターナショナルの日本法人「日本MGMリゾーツ」のエド・バワーズ最高経営責任者(CEO)は「日本のIRは間違いなく成功するでしょう」と期待感を募らせる。注目するのは、大阪市此花区の人工島・夢洲だ。「VIP層も必ず来る」と強調する。

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