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政府の児童虐待緊急対策 立ち入り強化、現場苦悩 「通告さまざま」「手が回らない」

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香川県の児童相談所が作成した引き継ぎ書の写し=岩崎邦宏撮影
香川県の児童相談所が作成した引き継ぎ書の写し=岩崎邦宏撮影

 政府が20日に打ち出した児童虐待防止の緊急総合対策は、東京都目黒区で船戸結愛(ゆあ)ちゃん(当時5歳)が虐待死した事件を踏まえ、児童相談所(児相)の対応の「穴」をふさぐ形でまとめた。支援する家庭が転居した場合、緊急性の高いケースは対面で引き継ぐことなどが柱だ。ただ、虐待事案は数が多いうえに中身も多様だ。現場がどこまで対応できるか不安も残る。【横田愛、山口桂子、春増翔太、藤沢美由紀】

 結愛ちゃんの母親らが保護責任者遺棄致死容疑で逮捕(後に起訴)されて間もない6月中旬。香川県の児相「西部子ども相談センター」の幹部は「引き継ぎが十分伝わらなかった。直接会って口頭で説明していたら伝わりやすかっただろうが……」と苦渋の表情で吐露した。

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