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正社員やパート、派遣など雇用形態のみならず、在宅ワークや地域活動を仕事にするなど働き方は多様化しています。現場での取り組みや課題を取り上げ、働き方を考えます。

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注目集める「地域限定社員」

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商品の陳列などを店のスタッフと確認する吉田明子さん(左)。笑顔を絶やさない姿が印象的だ=千葉県市川市のファミリーマート妙典駅西口店で
商品の陳列などを店のスタッフと確認する吉田明子さん(左)。笑顔を絶やさない姿が印象的だ=千葉県市川市のファミリーマート妙典駅西口店で

 <くらしナビ ライフスタイル>

 「地方での働き方」に新しい潮流が生まれている。退社してI・Uターン移住し、農家に転身したり家業を継いだりする従来のパターンではない。脱サラせずに地方で暮らし、働く生き方だ。

 コンビニエンスストア大手「ファミリーマート」(東京都豊島区)。東京都や茨城県など関東地方でアルバイトをしていた30~50代の男女計5人が、昨年11月と今年5月、接客などの実力を買われ、複数の店舗やスタッフを指導・助言する本社採用の「地域限定社員」へと転身した。転勤がなく、住み慣れた故郷などで暮らしながら仕事ができるとして近年、注目を集める働き方だ。

 「まさか自分が社員になれるとは思わなかった」。笑いながら振り返る吉田明子さん(41)=千葉県市原市=は、5月から社員になった。勤務時間は午前9時から午後5時45分までで、担当エリアは約600店舗を擁する千葉県内。娘2人が高校3年生と中学3年生という「ダブル受験生」を育てる母親だ。「転勤があれば(社員になるのは)難しかった。家から通える範囲で働けると聞いたので、安心して引き受けられた」

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