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西日本豪雨

ペットは家族、一緒に 「離れられない」 同伴避難所広がる

ペットを連れた避難者向けのスペースで愛犬と過ごす藤原明美さん(右)ら=岡山県倉敷市真備町地区で2018年7月20日、幾島健太郎撮影

 災害時の避難所ではペットとの避難生活も課題だ。ペットの鳴き声や衛生面でトラブルになりがちだが、西日本豪雨の被災地では、ペット同伴者の避難所や避難スペースを設ける動きが広がりつつある。被災者は「ペットは家族と一緒。離れるのは考えられない」と安心した表情を見せている。

 浸水被害がひどかった岡山県倉敷市真備(まび)町地区の避難所の一つ、市立二万(にま)小学校では、校舎2階の5年生の教室をペット同伴者専用に。床が汚れないようにブルーシートを敷き、エアコンや扇風機も完備し、暑さに弱いペットにも優しい環境だ。1歳のキャバリアと避難してきた藤原明美さん(43)は「室内で一緒に過ごせるので安心」と愛犬の体をなでた。避難してきたのは今月7日だが、「ペットはダメ」と言われ、冷房のない渡り廊下や屋外で寝起きしていた。見かねた獣医師らが避難所に掛け合い、15日から教室を使えるようになった。

 同市は21日から、真備町地区に隣接する玉島地区の市立穂井田(ほいだ)小にペット同伴者専用の避難所を開設。ペットを連れた一部の被災者が市外に避難していることがわかり、開設を決めた。体育館には養生シートを張り、ケージやペットフードも備え、9世帯22人、犬10匹が暮らす。ヨークシャーテリア(6歳)を連れて真備町地区から避難した山本英子さん(46)は「避難所で断られ、ずっと車の中で寝ていたが、ここでは足…

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