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漆黒を照らす

/63 誰にも起こりえる災害 被災者の声に耳傾ける /大阪

津波で打ち上げられた船=宮城県気仙沼市で2011年5月、玉本英子さん撮影

 先月起きた、大阪北部地震。私の住む地域も大きく揺れた。「大丈夫? とにかく余震に気をつけて」。すぐに連絡をくれたのが、木村理恵さん(48)だった。東日本大震災の被災者のひとりだ。

 7年前の3月11日午後、彼女は宮城県大崎市の職場にいた。突然、窓がガタガタと音を立て、地面が突き上げるように激しく揺れ始めた。コピー機が跳ねあがり、とっさに建物の外に飛び出した。遠くの山の杉林がゴムのようにうねり返っていた。

 電話やネットは不通になり、気仙沼の海岸そばに暮らす両親と連絡がとれなかった。津波被害や原発事故の情報が入ってくるようになると、地震の規模の大きさと被害の深刻さがわかってきた。気仙沼は津波で飲み込まれたようだ、と知らされた。

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