G20

貿易戦争に無力感 緊張緩和策描けず

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 日米欧に中国など新興国を加えた主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は22日、米国発の貿易戦争の収拾に向け「対話と行動を強化する」との共同声明を採択して閉幕した。米国と中国が制裁関税を発動し合って以降、初の会議となったが、声明は3月の会議とほぼ同じ内容に過ぎず、今回も緊張緩和の具体的な道筋は描けなかった。

 声明では、貿易を世界経済の下振れリスクと明記し、「短期から中期にかけての下振れリスクが増大している」との文言を新たに盛り込んだ。トランプ米政権が仕掛ける貿易戦争を念頭に「自由で公正なルールに基づく貿易を通じて世界経済の成長を高めていくことが重要」(麻生太郎財務相)、「台頭する保護主義に結束して対抗する必要がある」(中国の劉昆財政相)など、各国から懸念が相次いだためだ。

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