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トップスイマーの世界では長く行われている動画を使った泳法分析。スマートフォンの普及で、高校のクラブ活動でも手軽に動画を活用できるようになった。少ない練習時間を効率的に使って上達を見込める利点もある。東京都立墨田川高校水泳部の取り組みを紹介する。
●フォームを客観的に見る
「今日、動画を撮った人は持って帰って」。墨田川高のプールサイドで13日、顧問の椋本哲也教諭が声をかけた。生徒らは制服に着替えた後、タブレット型端末の周囲に集まり、自分が映っている動画を探してスマホにコピーしていく。
自分のフォームを客観的に見ることは上達の役に立つ。練習中は主に水中の動画を撮影するが、椋本教諭は、市販の小型防水カメラを一脚に装着し、水に沈めて撮影しやすいように工夫。泳ぐ速度に合わせてプールサイドを歩きながら、前後や真横から撮影できるようにしている。
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