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宝塚歌劇元トップ娘役の純名里沙が数年前から女優業を抑えて、音楽活動に重点を移している。元々歌には定評があったが、イメージにある高音で張り上げるよりも、ギターデュオでそっとささやくような歌が中心。「自分の中で、女優は休業していた。音楽に専念しなければ認めてもらえないと思ったから」。言葉に強い意思がにじむ。
今春、神戸出身のギタリスト、笹子重治プロデュースによる新盤「う・た・が・た・り」(ユニバーサル)を発表した。自身の作詞・作曲を含むオリジナル6曲と、「テネシーワルツ」など往年の名曲6曲を収録している。こだわったのは全曲日本語で歌うこと。「リズムに乗りやすいのは英語だけど、日本語の方が歌い込むうちに言葉のニュアンスの付け方が広がって楽しくなってきた」と話す。
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