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イスラムが見る現代科学

神と火星と進化論/5止 変わらぬ水への渇望 氷山運んでくる計画も

シリア内戦でアサド政権と反体制派が奪い合った山岳地帯の水道施設=シリア南部アインフィージャで2017年12月21日、篠田航一撮影

 中東諸国も夏本番を迎え、深刻なのが水不足だ。イラクでは7月に入り気温40度前後の猛暑が続く中、主に砂漠地帯の南部で断水や停電が頻発。市民は貧弱な公共サービスに憤り、抗議デモを起こしている。

 イスラム教の聖典コーランには水の重要性が記されている。善人には天国で豊かな川が用意されるが、悪人は地獄で熱湯をかけられ、渇きの苦しみが待つという。過酷な自然環境に生きてきた中東の人々にとって、水への渇望は預言者ムハンマドの生きた7世紀から何も変わっていない。

 2011年から続くシリア内戦でも、水を巡る攻防が繰り広げられた。反体制派勢力は13年、首都ダマスカス西郊の水源の町アインフィージャを制圧した。首都圏への水供給が減った16年、アサド政権は「反体制派が供給量を減らした」と非難したが、反体制派は「政権軍の攻撃による水道施設損壊が原因」と反論。激しい戦闘の末、政権軍は17年1月に町を奪還した。

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