台風減災

マングローブで挑む 京大など、波弱める効果を検証

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実験には、沖縄・西表島に自生するヤエヤマヒルギを使っている=森信人・京都大防災研究所准教授提供
実験には、沖縄・西表島に自生するヤエヤマヒルギを使っている=森信人・京都大防災研究所准教授提供

 台風に伴う高潮・高波被害を減らそうと、マングローブが波の力を弱める効果を検証する実験を京都大や茨城大などの研究チームが進めている。地球温暖化の進行に伴って強い台風が増えると予測され、沿岸部の被害の深刻化が懸念されている。チームは実験結果を基に、アジア・太平洋地域の途上国で、最適な植林など温暖化に伴う被害を減らす具体的な「適応策」を提案する。

 マングローブは、亜熱帯や熱帯の海水と淡水が混じり合う汽水域に生息する植物の総称。波を弱め、津波の被害などを減らすことが知られている。だが、植物が波を弱める詳しいメカニズムや具体的な軽減効果などははっきりしていなかった。

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