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東京五輪まで2年/2 馬術クロスカントリー 氷水で馬を冷やす

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 <千代田区の最高気温35・3℃=24日>

 生け垣や水濠(すいごう)を越えながら約6000メートルを走るクロスカントリー競技を終えた馬は呼吸を整えるために円を描くように歩き、クールダウンしていた。バケツを手にしたスタッフらが追いかけて、何度も馬の体に氷水をかけ続けた。

 今年5月、英国で行われた総合馬術大会のワンシーン。「馬が暑さに強いか弱いかは他の動物と比較できず、一概には言えません。ただ、『2大汗っかき』の動物は馬と人間。熱中症の症状もありますよ」。そう教えてくれたのは、日本中央競馬会馬事部の獣医師で、2020年東京五輪の運営に携わる間(あいだ)弘子さんだ。馬は基礎体温が人間よりも2度ほど高く、過酷なクロスカントリーを終えると体温が一気に40度を超えるという。

 氷水による冷却は、シンプルに暑さを和らげる。さらに体温を下げるため、スタッフは柄に金属などの輪を付けた「汗こき」を使って、馬体の汗や水分を取り除く。一連の作業を約10分間繰り返し行うことで、体温は2度ほど下がり即効性がある。

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