総務省消防庁は24日、熱中症の症状で16~22日の1週間に救急搬送された人数と死者数が、集計を始めた2008年以降で最多となったと発表した。搬送者数の速報値は全国で2万2647人で、うち65人が死亡した。発生場所別でみると、庭などを含む「住居」からの搬送が最多の9462人で41・8%を占めた。不特定多数が出入りする「屋内」からの搬送は2095人(9・3%)で、屋内外を分けない「教育機関」からの2011人(8・9%)と合わせると、相当数が屋内からの救急搬送者だとみられる。
4月30日から7月15日までの搬送者では「住居」が35%、「屋内」が8・1%で、7月16日以降はその割合が増加。猛烈な暑さで屋内でも熱中症が発生しやすくなっているのがうかがえる。消防庁はクーラー使用や、屋内での水分補給にも注意するよう呼びかける。
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