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大戸屋

福島の郷土料理メニュー 地元高校生が開発

大戸屋と協力して定食メニューを開発した生徒5人=福島県広野町下浅見川の県立ふたば未来学園高で2018年7月11日、乾達撮影

 福島県広野町の県立ふたば未来学園高校の3年生5人が定食チェーン「大戸屋ホールディングス」(東京)と協力し、郷土料理を生かしたメニューを開発した。主菜は会津名物のソースかつ。試食した窪田健一社長は「地域の家庭料理のやさしい味を全国に届けたい」とゴーサインを出し、10月15日から全国356店舗でメニューに入ることが決まった。

     コールスローの上にのせたソースカツ。しみ豆腐を鶏肉と合わせたつみれと、酸味の利いたマリネ風にアレンジしたいかにんじんを添えた。汁物は楢葉町のマミーすいとんで、ホウレンソウをすいとんに練り込んで彩りを加えた。

     大戸屋が東日本大震災後、同校を常駐支援するNPO法人「カタリバ」に寄付を続けていたのが縁となった。今回も、販売1食当たり20円を寄付する。

     メニューを作ったのは、全員が福島第1原発事故で避難を経験した双葉郡出身の夏目大雅さん=楢葉町▽志賀千隼さん=大熊町▽深谷拓海さん=富岡町▽遠藤圭悟さん=川内村▽斉藤篤さん=広野町。

     農業専攻の授業でアイデアを出し合い試作を重ねたが方向が定まらず、大戸屋社員から「本気で食べてもらいたいと思っているのか」と叱咤(しった)されたこともあったという。避難先のいわき市から通学する志賀さんは「全国の人に、福島にはおいしいものがあると知ってほしい。暗い印象ばかりでなく、下を向かず元気にやっていることも伝われば」と話していた。【乾達】

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