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東京高裁

岡口裁判官の懲戒申し立て ネット投稿では初 

 犬の所有権を巡る民事訴訟に関し、個人のツイッターに不適切な投稿をしたとして、東京高裁は24日、民事部の岡口基一裁判官(52)について最高裁に懲戒を申し立てた。インターネット上の投稿を巡る懲戒申し立ては初めてとみられる。最高裁は今後、全15裁判官が関与する大法廷で分限裁判を開き、処分の可否などを決める。

     高裁によると、岡口裁判官は今年5月、東京高裁で判決があった犬の所有権を巡る訴訟に関するネット記事を引用し、「え?あなた?この犬を捨てたんでしょ?3か月も放置しておきながら・・」などと所有権を認められた飼い主を冷やかすかのような書き込みを投稿した。

     投稿を確認した飼い主が「無神経なツイートで傷ついた」と高裁に抗議。高裁は、飼い主の感情を傷つけたとして、懲戒理由に当たると判断した。

     岡口裁判官はこの裁判を担当しておらず、「記事を要約したつもりだったが、軽率で申し訳ない」と釈明したという。投稿は削除され現在、ツイッター自体が閲覧できない状態になっている。

     岡口裁判官は2016年以降、女子高生殺害事件を巡る投稿などで厳重注意を2回受けている。高裁は不適切な投稿を繰り返したことを重くみて申し立てに踏み切った。

     最高裁は今後、岡口裁判官の弁明を聞いた上で、戒告▽1万円以下の過料▽懲戒しない--のいずれかの決定を出す。最高裁によると、過去に懲戒を受けた裁判官は62人。【服部陽】

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