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幻の科学技術立国

「科学技術創造立国」を目指してきた日本は、中国など新興国が急速に台頭してくる中で存在感を失いつつあります。現場を歩きながら衰退の原因を探り、再生の道を考えます。

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幻の科学技術立国

第2部 源流を探る/番外編 キーパーソンに聞く「このままでは三流国に」

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インタビューに答える尾身幸次・元科学技術政策担当相=東京都千代田区で2018年6月25日午後4時15分ごろ、斎藤有香撮影
インタビューに答える尾身幸次・元科学技術政策担当相=東京都千代田区で2018年6月25日午後4時15分ごろ、斎藤有香撮影

元科学技術政策担当相、尾身幸次さん(85)

 --1995年に科学技術基本法を作った経緯は?

 初めての科学技術の法律で2年がかりだった。当時日本はバブルが崩壊し、経済が活力を失っていた。資源が乏しく、国土の狭い日本を再び強い国にするという大きな課題を成し遂げるには、「科学技術創造立国」を目指し、頭脳で勝負する以外に道はない。資質の高い人材を一人でも多く育てて、科学技術で日本を強くするしかないと思った。

 --研究開発資金の確保が初めて明記されました

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