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はやぶさ2

探査機「はやぶさ2」がリュウグウで試料を採取して持ち帰る6年の旅を完遂。分析や次のミッションを解説。

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はや2くん質問箱

どれくらい複雑な物質がリュウグウに存在しそう?

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 Q 「生命の起源たる炭素を求めて」C型小惑星を探査するわけですが、どれくらい複雑な物質が(仮説として、または期待として)小惑星リュウグウに存在しそうでしょうか。また、どんな物質が存在するか、その場の探査でどれくらい判明するのでしょうか。(しないつぐみ・40歳)

 A まさにご質問の点が、「はやぶさ2」のサンプルリターン(地球へ試料を持ち帰る)で最も注目されているところです。実際にサンプルを持ち帰って分析をしないと分かりませんが、リュウグウの表面物質には、見た目は黒い炭やススのような有機物が全体の1%ぐらい含まれていると考えられています。これに比べればわずかな量と想定されていますが、アミノ酸、カルボン酸、核酸塩基、アルコールなど、私たちがよく知っている生体に関連する分子も検出されることが期待されています。実際にどのような有機物が存在するのか、非常に楽しみです。


 探査機「はやぶさ2」の旅や機体のこと、小惑星リュウグウの素顔、太陽系探査のこれからなど、なんでもQ&Aを紹介します。「!」や「?」がいっぱい見つかるはずです。このコーナーは、日本惑星協会の「『はやぶさ2』どんなことでも質問 ” 箱 ”」から許可を得て転載しています。質問がある場合は、同協会のウェブサイトから投稿してください。

【はやぶさ2】

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