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公文書クライシス

制度を考える/中 公用メール避け、官僚は抜け道探し

中央省庁の電子メールの内容が明るみに出ることで、省庁にとって「不都合」な事実が明らかになっている。メールは「個人のメモだ」とする官僚の意識を変えることはできるのか

 政府は昨年末に電子メールの公文書化を促すガイドライン改正をしたが、「公文書を残す」という意図に逆行する行為が今も横行していることを複数の官僚が証言した。個人メモ扱いで隠したり、無料通信アプリを利用したりするなど抜け道もあり、欧米に比べて公文書管理の遅れが目立っている。

紙に印刷して回収 隠して「個人メモ」?

 「メールは拡散、流出しやすいから」。中央省庁の職員の一人が、役所内での連絡や報告が公文書として記録されないように、メールを使うことを避けるようになったことを明かした。

 この職員はこれまで、国会議員から要望などを受けると、議員とのやりとりをメールソフトを開いて打ち込み…

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