メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

公文書クライシス

制度を考える/中 公用メール避け、官僚は抜け道探し

中央省庁の電子メールの内容が明るみに出ることで、省庁にとって「不都合」な事実が明らかになっている。メールは「個人のメモだ」とする官僚の意識を変えることはできるのか

 政府は昨年末に電子メールの公文書化を促すガイドライン改正をしたが、「公文書を残す」という意図に逆行する行為が今も横行していることを複数の官僚が証言した。個人メモ扱いで隠したり、無料通信アプリを利用したりするなど抜け道もあり、欧米に比べて公文書管理の遅れが目立っている。

紙に印刷して回収 隠して「個人メモ」?

 「メールは拡散、流出しやすいから」。中央省庁の職員の一人が、役所内での連絡や報告が公文書として記録されないように、メールを使うことを避けるようになったことを明かした。

 この職員はこれまで、国会議員から要望などを受けると、議員とのやりとりをメールソフトを開いて打ち込み、そのまま上司や部下に一斉送信していた。しかし、学校法人「加計学園」の問題などで官僚の名前が書かれた文部科学省内のメールが表に出たり、公開を迫られたりして騒ぎになったのを受けて、やめたという。

この記事は有料記事です。

残り2136文字(全文2520文字)

コメント

投稿について

読者の皆さんと議論を深める記事です。たくさんの自由で率直なご意見をお待ちしています。

※ 投稿は利用規約に同意したものとみなします。

利用規約

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 四国銀行vs初陣ハナマウイ 第5日第2試合スタメン 午後2時から 都市対抗野球

  2. 大人気、耳にかけないマスク 「小耳症」の人にも 誰もが当たり前に着けられるように

  3. 注目の裁判・話題の会見 社会に出て半年、「これから」だった25歳女性 座間9人殺害 11月10、11日公判詳報

  4. 白石被告、自白の理由は「部屋に証拠が残り観念」 座間9人殺害公判 被告人質問

  5. GSで偽1000円札使われる 山口・下関 透かしある手の込んだ作り 記番号や印影はなし

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです