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旧優生保護法を問う・社説、オピニオン

旧優生保護法 政治の闇の解明も=鳥山淳・沖縄国際大教授

 まだ肝心の映画を見ることができずにいるのだが、毎日新聞6月21日夕刊特集ワイド「同じ過ちを犯さぬために」で紹介されていた監督の一言が頭から離れない。映画「ゲッベルスと私」のクレーネス監督は、第二次大戦へと向かっていく1930年代と現在とを重ね合わせながら、「私たちの中にある『人間としての何か』は変わっていないのではないか」と問いかける。それは明瞭な言葉で説明できない「何か」なのだが、たしかに「私たちの中」にあり、時として人々の心を占拠し、社会を支配することがある。

 同6月25日朝刊で4面にわたって資料の詳細を掲載した「旧優生保護法を問う」は、まさに戦後日本社会にうごめく「何か」を突きつけるものであった。ナチス・ドイツの根幹にあった優生思想と、戦後日本社会の構成原理との間の距離は、私たちが考えていた以上に近いのかもしれない。

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