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もう二度と

相模原殺傷事件2年 写真の娘、そばに居る 浴衣姿や好物ほおばる顔 母の喪失感は埋まらず

長女が描いた絵や「まま」と書いた文字を見る母。長女を思い出し、涙することもある

 タンスの上、床に敷いた布団のそば、部屋の壁。事件から1年を過ぎた頃から、家の至る所に娘の写真を飾り始めた。夏祭りで化粧をした浴衣姿、ソフトクリームをほおばり満足そうな顔。娘が見守ってくれているような気がする。【木下翔太郎】

 入所者19人が殺害された相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」の殺傷事件から、26日で2年になるが、事件で26歳の長女を失った神奈川県内の母親は、日を追うごとに増す喪失感に苦しむ。さみしさを埋めようと飾った写真も、見つめると涙がこみ上げることがある。そんな時は、涙を流すだけ流して娘をいとおしむ。

 3歳の時に自閉症と診断を受けた娘は、言葉の意思疎通は苦手だったが、水遊びが好きで活発な子だった。保育園で大きい目を輝かせながら周りの友達と過ごす姿を見て、小学校は普通学級に進学した。周りと同じような動作をするのに時間を要することもあったが、温かく見守った。

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