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西日本豪雨

「平成最悪の豪雨被害」をもたらした西日本豪雨。広い範囲で土砂崩れや河川の氾濫が多発し、甚大な被害となった。

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京都・不法投棄 上流の土砂、崩落恐れ 専門家「業者任せ疑問」

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土砂崩れの現場を調査する京都大防災研究所の釜井俊孝教授=京都市伏見区小栗栖石川町の大岩山で2018年7月26日、飼手勇介撮影
土砂崩れの現場を調査する京都大防災研究所の釜井俊孝教授=京都市伏見区小栗栖石川町の大岩山で2018年7月26日、飼手勇介撮影

 京都市伏見区の大岩山の南側斜面で、不法投棄や無許可造成を理由に崩落防止工事中だった土砂が、西日本豪雨で崩れて住宅街そばまで達した問題で26日、京都大防災研究所の土砂災害の専門家が現地を調査した。業者任せの工事を疑問視し、砂防ダム建設など行政が直接対応する必要性を指摘。沢の上流に大量に残る土砂が今後の大雨で崩れ落ちる危険性にも言及した。

 同研究所・斜面災害研究センターの釜井俊孝教授が歩いて調査。市の指導で業者が盛り土を固めるなどしている工事について「住民の安全を確保できる強度があるとは思えない」と述べた。今回の土砂崩れは盛り土に雨水が浸透し、元々の山肌との間に水流ができて崩れたと分析。「排水処理の工事をしなければ再び崩れる危険性が高い」と指摘した。ただし、業者が多額の費用を負担して工事を実施することは難しく、「京都府が砂防ダムを…

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