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現場上空

西村一幸の飛行記録(7) イージス艦「あたご」と漁船衝突事故

イージス艦「あたご」と、分断されて浮かぶ「清徳丸」の船首(手前右)=2008年2月19日午前8時57分、千葉県野島崎沖40キロ付近で本社ヘリから岩下幸一郎撮影

 2008年2月19日午前6時半ごろ、神奈川県鎌倉市の自宅で寝ていた西村の携帯電話が鳴った。東京・羽田空港の格納庫で宿直勤務をしていた整備士からだった。

 「千葉沖で自衛艦と漁船が衝突したらしい」

 現場は洋上。当然、航空機でなければ直ちには向かえない。西村は車を走らせ、羽田空港の格納庫に向かった。40分後に格納庫に到着し、テレビをつけると、イージス艦と漁船の衝突事故が速報されていた。西村が注目したのは発生場所だった。

 洋上飛行は陸上での取材とは違った難しさがある。それは「海には目標がまったくない」ということだ。地図は存在するが、現実には大海原が広がるだけの空間だ。当然のことながら海上の不時着は、命を失う危険と隣り合わせだ。

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