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インタビュー

構想30年、自主映画「菊とギロチン」に込めた思い 瀬々敬久監督【前編】

映画「菊とギロチン」で女相撲の力士・花菊を演じた木竜麻生さん(C)2018 「菊とギロチン」合同製作舎

 「64-ロクヨン-」(2016年)、「最低。」(17年)、「友罪」(18年)など、近年コンスタントに商業映画を撮り続ける瀬々敬久(ぜぜ・たかひさ)監督(58)が、「ヘヴンズ ストーリー」(10年)以来、8年ぶりに手掛けた自主映画「菊とギロチン」(2018年)。大正末期の関東大震災直後、不寛容な社会に向かう時代に実存した「強くなりたい」と願う女相撲の一座と「格差のない平等で自由な社会」を目指したアナキスト集団「ギロチン社」をモチーフに描いた青春群像劇だ。「やるなら今しかない」。そんな並々ならぬ熱意が伝わる同映画について、瀬々監督に聞いた。【聞き手・西田佐保子】

 --「菊とギロチン」は、構想30年の末に完成したということですが、関東大震災後と3.11後の日本社会における類似性も指摘した「今、まさに見るべき映画」に仕上がっています。

 当初からギロチン社に、女相撲を合体させて話を作ろうと思っていましたが、初めは韓英恵(はなえ)さん演じる在日朝鮮人の女性「十勝川」は北海道出身の力士という設定で、よりフィクション性の強いストーリーでした。

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