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もう二度と

相模原殺傷事件2年 「人間の価値」語り合う 差別乗り越えるために 市民が集い

相模原障害者施設殺傷事件について語り合う「選別を考える会」の参加者=東京都新宿区で2018年7月16日、塩田彩撮影

 相模原市の障害者施設殺傷事件をきっかけに、障害者への差別感情や優生思想について話し合う場が市民の間で生まれている。

 「(植松聖被告みたいに)価値のある人間と、ない人間というように他人に価値を付けることは、普段から私たちもしている」「『人間』であるだけではいけないのか」。東京都内で7月中旬、「選別される社会--優生思想をどう乗り越えるか」と題した意見交換会があった。25人の参加者が車座になり、「本音」を打ち明けた。主催したのは「選別を考える会」。首都圏各地で人生や社会の課題を語り合う「哲学カフェ」のメンバーが結成した。事件の約半年後から年1~2回、新しい参加者を募りながら話し合いを続けている。

 会の参加者はこの2年、さまざまな思いで事件と向き合ってきた。ツイッターで会を知って初めて参加した横浜市の学童保育支援員、高橋由紀さん(52)。子どもたちから日々、「どうして勉強しないといけないの?」などと根源的な問いを投げかけられる。植松被告の主張を知り、「価値のない人を殺してはいけないの?」と聞かれたら、どう答えればいいのだろう。「価値のない人などいない」という正論だけで、果たして本当に納得し…

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