メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

森健の現代をみる

精神医療と私たち 今回のゲスト 岡崎伸郎さん(その2止)

森健さん

一般市民の心の底に優生思想は潜んでいる

 森 精神科医療の現場に対する影響はどうですか。

 岡崎 戦後、国は精神障害への偏見を助長する政策をとり続けました。その根幹が、社会から隔離して病院に収容することです。近年、当事者団体や関係者らの努力にもよってやっと、隔離収容主義から「地域で支える共生社会型の精神医療」へという流れができつつありました。今回の事件でそれが逆戻りすることが懸念されます。社会には冷静になってもらいたいですね。精神障害者で危険な行為に及ぶ人はごく一部ですし、触法行為があったとしても、精神症状との関係が薄いことが多い。無差別殺人のようなことはむしろまれで、長年葛藤のあった家族が被害者になる例が目立つのです。

 森 相模原事件の際、被害者の実名が遺族の意向で公表されなかったことに違和感がありました。遺族たちが…

この記事は有料記事です。

残り794文字(全文1156文字)

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 福岡 大濠公園の池、元福岡銀頭取死亡 事故と事件で捜査
  2. 日本テレビ イッテQ疑惑で大久保社長謝罪 祭り企画休止
  3. 日本テレビ イッテQやらせ疑惑で不適切演出認める
  4. 中央防災会議 南海トラフ前兆 M8級「半割れ」で要避難
  5. キスマイ宮田俊哉 風間俊介の兄役で「やすらぎの刻~道」出演 短髪姿にメンバーは「アリだね!」

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです