愛知県庁本庁舎

屋根の傷み、ドローンでチェック 剥がれた銅板4枚確認

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 国の重要文化財に指定されている愛知県庁本庁舎で屋根の銅板や木製部材が相次いで落下し、県は27日、ドローンを使って屋根の状況を点検した。西側にある正面玄関上の軒先のとい内で剥がれた銅板4枚、南側軒先のとい内で木製部材2枚が見つかった。

 県は剥がれた銅板などの撤去方法を検討している。また、文化庁などと協議して、落下防止策や補修方法を決めていくという。

 県によると、正面玄関脇で23日、銅板1枚(縦32センチ、横59センチ、重さ約500グラム)が剥がれて落ちており、正面玄関付近を立ち入り禁止とした。26日には近くで、下地として銅板を固定する木製部材1枚(重さ280グラム)が落ちていた。昨年も正面の屋根から銅板2枚が剥がれていた。

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