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廃炉資料館 福島・富岡町に今秋開館

東京電力廃炉資料館の完成イメージ図。実物大の原子炉の断面を映し出し、炉心溶融(メルトダウン)した炉内をCGや映像で見られる装置などを準備している=東電提供

 東京電力は27日、福島第1原発事故や廃炉事業を紹介する「東京電力廃炉資料館」を今年11月、福島県富岡町に開館すると発表した。2011年3月11日の事故発生時の様子や、現在の原子炉の様子をCGや実際の映像を交えて疑似体験できるという。

     原発をPRし、事故後に閉鎖した同町小浜の旧エネルギー館を改修する。2階建てで展示スペースは約1900平方メートル。

     展示内容は、原発事故への対応やその後の取り組みを映像で紹介する「記憶と記録」「反省と教訓」、廃炉に向けたリスク低減対策や膨大な作業現場を可視化する「現場の姿」「作業の進捗(しんちょく)」などのコーナーで構成。実物大の原子炉の断面を映し出すステージを用意し、炉心溶融(メルトダウン)した炉内をCGや映像で見られる装置などがある。入館無料。

     記者会見した東電ホールディングス福島復興本社の大倉誠代表は「地元への帰還をためらっている人に、どんな事故だったのか、現実がどうなっているのかを見てもらい、理解してもらう場所になってほしい」と話した。【柿沼秀行】

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