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第104回全国高校野球選手権

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夏の高校野球

広島・広陵、甲子園から元気届ける

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延長十回サヨナラ勝ちを決め、ベンチ前で喜びを分かち合う広陵ナイン。手前で猪多主将(10)と抱き合う坂本=広島県尾道市栗原町のしまなみ球場で2018年7月28日、松井勇人撮影
延長十回サヨナラ勝ちを決め、ベンチ前で喜びを分かち合う広陵ナイン。手前で猪多主将(10)と抱き合う坂本=広島県尾道市栗原町のしまなみ球場で2018年7月28日、松井勇人撮影

2年連続出場 被災地へ今できることを

 第100回全国高校野球選手権記念広島大会の決勝が28日、広島県尾道市であり、広陵が広島新庄に延長十回でサヨナラ勝ちし、2年連続の夏の甲子園出場を決めた。広陵で三塁側コーチスボックスに立った坂本連太郎選手(3年)は、西日本豪雨で多くの犠牲者、行方不明者が出た広島市安芸区矢野地区の出身。「甲子園では、どの代表チームより元気を出して頑張りたい」と胸を張った。

 広陵は部員全員が自宅を離れ、携帯電話やスマートフォン禁止の寮生活を送る。坂本選手も今月6日の豪雨の後、公衆電話で家族や友人の無事を確認した。自宅は被災を免れたが、2日遅れで届いた新聞を見て、自宅の近所の被害の大きさに言葉を失った。中学校で一緒だった同級生も犠牲者の一人だった。

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