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アートの扉

かこさとし「からすのパンやさん」 遊び心の「ものづくし」

川崎市市民ミュージアム

 幼い頃に出合った絵本を手に取ると、読んだ時の気持ちが当時の思い出と共によみがえってくる。かこさとしさんの絵は、加えて、見るたび新しい発見がある。絵の力によるものだろう。

 かこさんの絵は、同じ種類のものをたくさん並べる「ものづくし」が特徴の一つにある。伊藤若冲らを広く紹介したことで知られる辻惟雄・東大名誉教授は、著書「奇想の発見」の中で、室町時代のお伽(とぎ)草紙絵の伝統を引くものだとし、琴や手箱、うちわ、すずり箱……と嫁入り道具の数々が描かれる「鼠(ねずみ)草子絵巻」を例えに挙げている。

 「からすのパンやさん」にはなんと84種類のパンが登場する。これもパン?と思うようなものもあり、遊び…

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