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第103回全国高校野球選手権

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甲子園で校歌を

藤蔭28年ぶり夏の挑戦/中 チーム一丸 1年間で急造エース、野手が支え /大分

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 エースの市川晃大投手(3年)にとって青天の霹靂(へきれき)だった。新チームが始動したばかりの昨年8月下旬。「明日から投手な」。打撃投手を手伝った練習の終わり、原秀登監督から突然、告げられた。新チームまで外野手としてベンチ入りもしていなかった市川投手。「俺が?」。非常に驚いたが、すぐに「信頼される投手になりたい」と闘志を燃やした。

 チームは深刻な状態に陥っていた。エース候補の投手が利き腕の右肘に違和感を覚え、それが抜けない。核になる投手がおらず、原監督は悩んでいた。地肩が強い選手--そんな中、市川投手に目が留まった。ただ、市川投手は小中学校で投手経験があるとはいえ、高校では外野手として練習を続けており、投手は「素人同然」。試行錯誤が始まった。

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