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歌に咲いた希望 難病の16歳が作詞 仲間、笑顔、歩いてゆこう

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完成したCDを手にする大枝未和さん=茨城県つくば市で、吉田卓矢撮影
完成したCDを手にする大枝未和さん=茨城県つくば市で、吉田卓矢撮影

 永い道のり 力合わせて たくさんの友と歌おう--。指定難病「再生不良性貧血」で骨髄移植を待つ茨城県つくば市の大枝未和さん(16)が、絶望のどん底からはい上がり、仲間と分かち合ってきた苦悩や感謝を表した「希望の花咲く場所」を作詞した。「難病の人を励ましたい、たくさんの人に難病のことを知ってほしい」。曲がついてCDとなった作品に込めた未和さんの願いだ。【吉田卓矢】

 生後すぐに肺動脈閉鎖症で心臓の手術を受けた未和さんは、定期的に通院する以外、他の子どもと同じように生活していた。ところが中学2年の2015年5月、家族旅行中に突然意識を失って病院に搬送され、再生不良性貧血と診断された。

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