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最愛の人

西日本豪雨/5止 眼前、一瞬で消えた妻

妻の圭子さんが濁流に流されたと思われる場所に立つ、夫の伊藤徳幸さん=広島県海田町で2018年7月21日、宮武祐希撮影

 「お母さんは、海が好きだったね。1カ月前、同じ景色を見ていたんだ」

 瀬戸内海を望む広島県坂町のイタリアンレストラン。西日本豪雨で犠牲になった同県海田町の伊藤圭子さん(58)が気に入っていたこの店に今月14日、夫徳幸さん(58)が長女と次女の家族計7人を呼んで妻を悼んだ。

 広島市内の弁当工場に勤めていた伊藤さんは1カ月ほど前、同僚と店を訪れてハンバーグを食べて喜んでいた。この日は次女が同じハンバーグを食べ、夫は圭子さんが好きだったビールを飲んだ。

 豪雨が広島を襲った6日午後8時ごろ、海田町三迫3の山間部を流れる川が氾濫し始め、近くに住む伊藤さんは、夫と近所の高齢女性の3人で暗闇の中、山のふもとにある小学校まで避難しようと家を出た。

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