連載

トレンドに迫る

エンタメ業界の旬の話題をリポートします。

連載一覧

トレンドに迫る

吉本新喜劇、全国ツアー 爆笑にも「浸透これから」

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
千秋楽公演を終えた吉本新喜劇メンバー。すっちー(前列左から2人目)から右へ順に、小藪千豊、川畑泰史、酒井藍が4座長=大阪市中央区のなんばグランド花月で2018年6月3日、山田夢留撮影
千秋楽公演を終えた吉本新喜劇メンバー。すっちー(前列左から2人目)から右へ順に、小藪千豊、川畑泰史、酒井藍が4座長=大阪市中央区のなんばグランド花月で2018年6月3日、山田夢留撮影

 吉本新喜劇は今年、9年ぶりに全国ツアーを実施した。3月の広島を皮切りに、6月まで23都道府県で44公演を開催。動員数は約6万1000人に上った。過去の全国ツアーと異なり、売れっ子芸人の「助っ人」はなし。本拠地・なんばグランド花月(NGK、大阪市中央区)で通常公演に出演している座員で編成し、漫才などとの組み合わせもなく、新喜劇1本の公演だった。さらに、なじみの薄い東北や信越など東日本も多く回ったことから、座員は「初めての本当の全国ツアー」と位置づけている。

 吉本新喜劇は1959年、うめだ花月(大阪、当時)で「吉本ヴァラエティ」としてスタートした。関西では草創期から毎日放送(MBS)が週末にテレビ放送し、お茶の間でも親しまれてきたコメディー。一方、大阪のお笑いが全国進出して久しい今も、「コテコテの笑い」と見られ、関西独自のものというイメージが根強い。実際、これまでも全国展開や東京進出の動きがあったが、一時的に人気者は生まれても、定着には至らなかった。

この記事は有料記事です。

残り1350文字(全文1780文字)

ご登録から1カ月間は100円

※料金は税別です

あわせて読みたい

注目の特集