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農家のナス栽培で甚大な収量減を招く害虫「ミナミキイロアザミウマ」の被害を防ごうと、徳島県資源環境研究課の中野昭雄上席研究員(52)らは、ゴマなどに集まる雑食性の天敵「タバコカスミカメ」を利用した対策技術「ゴマまわし」を開発した。農薬を使わずに通年で行える低コストの技術で、同課は各農家へ普及活動を続けている。
県内のナスは春から9月ごろまで屋外で栽培され、それ以降はハウス栽培により通年生産されている。一方、ミナミキイロアザミウマは農薬への抵抗を強めており、効果的な薬剤が少なくなってきた。温暖化も影響し、現在では屋内外で継続して多く発生するようになったという。
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