専門は医療政策と意思決定論の二刀流だ。大学卒業後、富士銀行(現みずほ銀行)に入行。働くうちに勉強が好きだと気付き、就職先選びが失敗だったと反省した。そんな中、出向した厚生省(現厚生労働省)で医療政策と出合ったことが転機になった。以来研究を続け、現在、医療費適正化に向けて、医学部定員削減や救命のための医療へ医療保険を優先的に給付するといった多角的な視点から政策提言を行う。
退職後、米国内の3校に留学。意思決定論はシカゴ大経営大学院で行動経済学を学んだのがきっかけで研究を始めた。優柔不断は性格の問題ではなく、選択方法を知れば失敗は少なくなると説く。健康維持のために始めたゴルフは、意思決定をパフォーマンス向上に生かし、4年で上級者レベルに達した。
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