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目をそらさないで

「外国人のリアル」編 第1部 教育格差/中 日本のルール学ぶ

「みらい」で昼休みに弁当を食べる生徒たち。「いただきます」といった日本のあいさつも教えてもらう=愛知県豊橋市で2018年5月31日、高井瞳撮影

 日本語指導の必要な児童・生徒数が全国最多の9275人(文部科学省まとめ)に上る愛知県。フィリピン国籍のミグリンニョ・マリオンさん(15)が暮らす同県豊橋市は約1割を占め、学校ごとに週数時間の日本語指導をしてきた。

 だが、中学生への指導は高度な技術が求められ担当教師の負担が大きい。増加する生徒に効率良く日本語教育を施すため、市は今年4月、1カ所に集めて授業を行う中学生に特化した県内初の初期支援校「みらい」を市立豊岡中に開設。ここ10年間横ばいだったバイリンガル相談員を一挙に2人増やし、11人にした。

 みらいの授業は週4日。生徒は各学校に籍を置きながらみらいに通い、計160時間集中して日本語の基礎を学ぶ。スタッフは教師のほか、外国語で授業を補助するバイリンガル相談員など計5人。開校に関わり、教壇にも立つ築樋(つきひ)博子さん(59)は「集中して勉強することで効率的に日本語が身につけられる」と話す。

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